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話題提供者よりコメントをいただきました。

飯泉正人(牛久市立向台小学校)
  茨城県牛久市の公立小中学校は6月8日に授業を再開した。分散登校での午前中授業から始め、2週間後通常授業に戻した。しかし、音楽科の授業は、他教科の進度の遅れを補うため、ほとんどの学年が時数を減らしての授業再開となった。文部科学省、茨城県教育委員会、市教委などから送られた目安となる「コロナマニュアル」はあったものの、教科指導の具体的な対策は学校が判断する状況であった。環境面からの対策を中心に報告する。
   
飯泉祐美子(帝京科学大学教育人間科学部幼児保育学科)
  今年度は、前期完全非対面授業、後期一部の科目の中の数コマのみ対面授業、残りは非対面授業であった。このような状況下で、教員として、当初から「非対面授業でも学生の学びの質を落とさない。質を担保する。」その思いがあった。一年を振り返り、その思いが達成できたかを考えると共に、この状況から偶然知ることができた非対面授業の対面授業に勝る「よさ」、今後の活用の可能性等、「新たな日常の新たな授業」として考えます。
   
小林田鶴子(神戸女子大学文学部教育学科)
  コロナ感染の広がる中、本学では前期は全てオンライン、後期は専任が対面授業となった。前期はピアノや弾き歌いレッスン、音楽科教育法、ゼミで、Zoomによる双方向授業と作成映像や資料を配信するオンデマンド授業を実施。音楽科教育法の模擬授業では和楽器を使うものや合奏のみ、クラスを半分に分けてオンラインと対面を同時に行うハイブリッド授業を実施した。本報告では、後期授業も含めたこれらの授業の利点や課題を述べる。
   
兼古勝史(立教大学・放送大学)
  緊急事態下に始まった2020年度の授業は、音楽教育からメディア系教育まで「音」をテーマとする教育実践にとって、試練と変革、試行錯誤のときであった。オンライン・遠隔授業と「音」は一見、相性が良いようにも思える。音はデジタル情報に置き換えやすいからだ。しかし「静けさ」を含む人間の「耳」の体験を、オンラインで共有することは簡単ではない。オンライン教育での音の共有の限界と新たな可能性について考えてみたい。
   
   
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